給食自動献立作成AI
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使用エンジン
最適化エンジン
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形態
オンプレミス
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導入企業の事業概要
北海道内の給食、配食提供
背景・課題
給食・配食事業者の業界全体の課題として人手不足の深刻化が懸念されています。
株式会社フレアサービス様では従来、給食等の献立は栄養士の方々が人手で管理・作成していましたが、利用者のアレルギー、禁食、栄養価をはじめとする様々な制約を考慮した献立を複数考える必要があり、その作業負荷は膨大で、作業ミスにも繋がっています。
栄養士の本来の仕事である、食を通した健康支援により注力できるよう、献立作成業務の効率化が喫緊の課題となっていました。
課題解決へのアプローチ
組み合わせ最適化という手法を用いて、栄養価や素材、アレルギーなど様々な設定条件を満たす献立を自動作成するAIを開発
学習データ
- 選定条件(栄養素、料理の味付け、調理方法、色味、原価など)
背景技術
- 組み合わせ最適化(献立の採用履歴を学習し献立生成の精度を高める)
- グリーディ法
取り組みの結果
高齢者施設や幼稚園などの利用者に合わせ、栄養価や原価はもちろん、彩り、味付け、調理方法、和洋中、使用する食材の頻度・使用間隔などを細かに設定できる独自の給食自動献立作成AIを開発。同社が提供するAI自動献立システム「ユニクルAIオートメニュー」に組み込まれています。本システムにより、1食種の選定で2週間ほどかかっていた業務が20分程度で作成が可能になり、大幅な生産性向上につながりました。
本技術の応用例
- 学習、保育の月次カリキュラム
- スポーツ、食事指導カリキュラム