技術情報協会出版の書籍に、当社の「異常検知AI」が活用事例として掲載されました
2022年12月27日に技術情報協会様から発行されました書籍に、調和技研の画像系AIエンジン「異常検知AI」に関する活用事例を掲載いただきました。
【書籍名称】
機械学習・ディープラーニングによる “異常検知”技術と活用事例集
~工場・プラント、インフラ設備、外観検査、医療、電気機器、車載機器~
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調和技研では、6章6節に記載の以下のパートを担当しています。
第6章 ディープラーニングによる異常検知技術と外観検査への活用
第6節 自動車部品の外観検査における異常検知技術の適用
執筆担当者: 株式会社調和技研 研究開発部 山形 聖志、竹田 裕紀
調和技研では、自動車部品の外観検査向けの画像認識AI開発に関して、トヨタ自動車様都共同研究をしてまいりました。
<2022年3月23日ニュースリリース>
調和技研の画像系AIエンジン『visee』を活用した、トヨタ自動車 衣浦工場さまとの良品学習による製品異常検出AIの共同開発に関するお知らせ
AIを活用した外観検査のAIは数多くあるものの、 学習に用いるデータ準備の困難さ(多数のデータが必要、異常データの入手しにくさ)や 不良品を流出させないレベルの高い判定精度が得られないといった理由で 実装・運用には課題が散見しています。
そこで調和技研では、少ない良品データのみで異常スコアを出力できるモデルを構築可能なアルゴリズムを採用し、 適切な処理を行った画像データを使用して高い判定精度が得られるようになったことで、 実装・運用のハードルを下げ、多くの企業様に導入して頂ける準備をすることができました。
調和技研の異常検知AIは、現在も様々な製造業のお客様に向けてPoC開発や導入支援をさせていただいております。
今後もAIの社会実装を通じて、価値あるAIサービス・AIプロダクトの提供をすべく尽力して参ります。