ネットワークで可視化する社内ナレッジの検索AI
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使用エンジン
検索エンジン、特徴語抽出エンジン
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形態
クラウド
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導入企業の事業概要
ITサービス
背景・課題
コロナ禍等を背景にリモートワークが普及し、社員間の非対面コミュニケーションが増えています。これまであった業務に直接関係しないような社員同士での会話の機会も減少し、各社員が持っている知識や社員同士のつながりが不透明になることで、社内のナレッジやリソースが有効活用できないという課題が多くの企業に共通で見られます。
株式会社インターネットイニシアティブ様でも同様の課題を抱えていましたが、従来のナレッジマネジメントツールでは、形式知化されていない暗黙知を把握することはできず、独自のツールを開発することを検討されました。
課題解決へのアプローチ
社員間のメッセージや、各部署で作成されたドキュメント(Officeファイルなど)の言語を解析し、各社員が持つ知識や社員間のコミュニケーションのつながりを可視化するAIを開発
学習データ
- 社内に蓄積されたドキュメント
- メールやチャット文章
- その他のテキストデータ
背景技術
- 特徴語抽出
- ネットワーク
- BERT、Word2Vec、TF-IDF
- 類似度
取り組みの結果
上記の通り開発したAIを搭載した同社独自のナレッジネットワーク「WhoKnowsWhat」を開発。部署や社員が持つ様々な知見(暗黙知)をネットワーク状で可視化することで到達可能となり、社員同士の技術交流や社内協業によるソリューション創出などの機会を生み出すツールとして機能
本技術の応用例
- 特許や論文などの可視化・検索
- 顧客問い合わせ対応
- 製品レビューより有益な情報を抽出
- 論文のための情報収集
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